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情報そのものが商品とされる現代

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かつて蔓延した情報商材

かつてのネットビジネス界では、自分の知識や情報を商品化して販売する「情報起業」が流行していたことをご存じでしょうか?


専門分野の知識や、自分が過去に成功・失敗をした経験などの需要のある情報をPDF・動画化し、情報商材という形でインターネット上で販売するのが一般的です。

殆どが詐欺という現状

後述しますが、この情報商材ビジネスは欺瞞・詐欺的な部分も多く、商品の説明文に「確実に成功できる」「月収100万円稼ぐ」などの誇大広告を載せて商材に高値を付けて販売するが、実際は商品が価格と全く釣り合っていないという費用対効果が非常に悪いケースが多くみられています。


例えば、「月に200万円を稼ぎ続ける方法」というタイトルの情報商材が8万円で販売されていて、実際に購入して中身を見たが全く稼げない内容の情報だったなんてオチだったら泣くに泣けません。


インターネット上での販売なので、消費者は実際に商品を手に取って立ち読みする。ということはできず、商品の情報は全て販売者の言葉でしかないので、消費者側はどの情報商材が優良な商品かを見極めるのが非常に難しいのです。

更に以前の情報商材とは?

情報商材ビジネスは元々、競馬予想やパチンコ攻略法のような類の情報が売買されていたが、現代では「FXで確実に儲ける方法」「オークションで月収100万円稼ぐ方法」などの「儲かる」「成功する」という言葉を誇張した詐欺的な宣伝手法が横行し、被害が後を絶ちません。

詐欺の代表的な特徴4選

被害が後を絶たないように詐欺的な情報商材販売ページによくある特徴をここでまとめてみたいと思います。

■札束を持ったりするあからさまなアピール
■サイトが縦に長く、同じような言葉が続いている
■購入者の感謝の意見をずらずらと並べている
■「販売時間残り○○分」など、タイマーが設定されており、ユーザーの購入を焦らせるシステムを設けている

言うまでもありませんが、世の中には「絶対に」「誰でも」「稼ぎ続ける」なんてものがあるはずもないので、甘い言葉をこのような甘いことばかり言っている販売者には厳しい注意が必要です。

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