AV女優が1万人を超す中で、AV男優は70人しかいない
現役のAV男優である「しみけん」こと清水健さんによれば、昨今のAV業界は深刻なAV男優不足に追い込まれているそうです。
バブル期から現在にかけてAV男優の人数は徐々に減少しており、いまでは70人程度しか存在していません。逆にAV女優は年々増加傾向にあり、現在では1万人以上のAV女優が活動しているようです。
AV男優が少ない理由
深刻なAV男優不足には、どういった背景があるのでしょうか?
・世間体やプライドの問題
・草食系男子の増加
・不安
やはり上記の3つが原因として挙げられるでしょう。
一番大きな問題は「世間体」だと思います。もし筆者がAV男優を志望しようと考えたとき、真っ先に世間体のことを考えて「妻や娘にバレたらどうしよう」等と足踏みしてしまいます。
AV男優のリスク
AV男優を職業にした場合、多くの非難を受けることもあれば、偏見の目を向けられることもあるでしょう。AV男優で生計を立てていくには顔出しもやむを得ず、そうなれば一般人との結婚も難しくなると思います。AV男優になるには、それらのリスクを背負い込む勇気も必要だということです。
また、世間体という足枷を打ち砕いたとしても、今度は自分の性交能力に自信を持てず仕事を満足に熟せるわけがないと思い込んでしまうかもしれません。大勢のスタッフに囲まれながら性交をすること、人並み以上の能力が求められるのではないかと感じるプレッシャーから尻込みしてしまうことも多々ありそうです。
反対に、AV女優が増え続けている
かつてAV女優といえば、借金地獄に追われた女性の末路だとか、脅されてAV出演を強いられてしまったなど、どうしても暗いエピソードやルーツが先行していたと思います。
しかし、現代では「手軽にお金を稼ぎたい」「お金が入るなら別に抵抗はない」といった女性が増加しており、今ではAV女優合格率は20%を下回るという大企業並みの狭き門となっています。
AVは低迷期
その飽和状態ゆえに昨今のAV女優は高学歴も当たり前で、いまやグラビアモデル以上の容姿を持たなれば業界に目を向けられることもないそうです。草食系男子の増加によるAV需要率の著しい低下を考えると、この先のAV業界はますます不穏を極めると思われます。
VRの台頭により、多少の盛り上がりは見せたものの、また再び低迷を見せています。かつてのピークは、もう夢の話なのでしょうか?